まだ見ぬ君への愛のうた





うとうと、うとうと。

ぽかぽか陽気の下で。

ふんわりと鼻腔をかすめるいい香りに包まれて。

やさしく全身を撫でて行く風に意識を委ねて。



こうしてのんびり昼寝できるのは、

隣にいる彼のおかげだろうか。



ちらりと横目で彼を見る。

目を閉じて、眠っているんだか起きているんだかわからない。

澄ました横顔がなんだかやけにおかしくて。

くすくす忍び笑いを洩らした。



いつからか背中を預けられるようになっていた。

信頼と信用のできる相手になっていた。

彼が隣にいると安心して眠れるようになっていた。



いつからか背中を預けられていた。

信頼と信用をされていた。

隣にいると安心したような寝顔を見せてくれた。



とくん、とくん。

芽生える不思議な感情。

彼の存在が日増しに大きくなっていく。

自分にも、他人さえ止められない速度で急速に――。



見ているだけで訳もなく嬉しくなる。

言葉を交せば自然に微笑える。

ふとした瞬間に指先が触れると意味もなく顔が熱くなる。



こんな感情は知らない。

今まで誰に対しても抱かなかった気持ち。

こんな感情は知らない。

知らず視線が彼を追う。

こんな感情は知らない。

誰も教えてくれなかった。



こんな感情は知らない。

まだ知らなくていい。

まだ気付かなくていい。



あたしが彼の中でトクベツになる日まで。






























ガウリナっぽいですね……。ちょっとイヤかも(何故に)。
このネタでゼルリナを書きたいのですよ。小説で。そうです。某所に移動させた「I want」の続きです。