FLOWER

 

 

散った花びらを踏みしめる。

足に伝わるやわらかな感触。

もとは鮮やかに咲き誇っていた花。

今は残骸が転がるだけ。



大地に横たわる無残な姿。

それは未来のあたしの姿。

いつかは誰にでも訪れる破滅。

どんな物でさえ先に待っている死の象徴。



花びらは空へと高く舞い上がる。

風に飛ばされ遠くの地へと去って行く。

強く吹きつける風に奪われて。

想いもすべて土へと還る。



散った花びらを踏みしめる。

これは未来のあたしの姿。

やがて訪れる想いの破滅。

花びらよりも儚い生命。



散った花びらは何も語らない。

誰かに踏まれて土へと還る。

踏みにじられて栄華を嘆く。

かつて誇った美を憐れむ。



この花びらはあたしと同じ。

いつか訪れる破滅への序曲……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リナ自身の未来、人間の儚さ、リナが密かに抱いている恋をひっくるめて書いてみました。
まあ相手は誰だとか、そーゆーのは抜きにして、リナはこう考えている、と――書いた当初は思ってましたが、今はシェーラの方が似合うかな、とか思ってます。






つーことで上のは前作と同じく、HP上に詩を載せた時についでに書き足した文です。全文そのまま抜粋。
書いてからかなり時間が経った今でも、リナよりシェーラだと思っとります。シェーラもなあ……うん……惜しいキャラを亡くした。